お知らせ

2022.10.24

お知らせ

令和4年度 第1回高岡圏訪問看護ステーションサポート事業研修会 開催しました

令和4年度 第1回サポート事業研修会を行いました。

9月10日は天候にも恵まれ22名が参加されました。



所長の増田千春です。
「こんにちわ・・・皆さんお元気ですが お久しぶりです。」

最初に令和3年度から新しく開業された事業所さんの「あさなぎさん」「かけはしさん」「やべの里さん」の自己紹介をしていただきました。

今日は、参加されていませんが牧野地区に「うらら訪問看護ステーション」が4月1日からオープンされました。

その後、スライドⅠを用いて「みんなで創る感染症BCP」(求められている地域包括BCP)の講義を行いました。

※スライドⅠ

日頃からの連携を密にしたチーム作りの重要性を認識しました。また、マニュアルとBCPの違いが明確になりました。

 

次は「みんなで作るBCP」と題して吉村さんがもみじ訪問看護ステーションの感染症のBCPをスライドⅡの通り講演しました。

※スライドⅡ

 

この中で、防具服の装着方法のシミュレーションもおこないました。

地域別にわかれてグループワークを行いました。
グループワークでの意見がありました。

【射水】
 ・実際に自ステーションのスタッフがコロナに感染した時の話はどうなのか
 ・居宅からのコロナ陽性の連絡がスムーズではない
 ・訪問診療医との温度差を感じる事がある
 ・射水市は訪問看護ステーション同士の横のつながりが少ない
 ・直接、顔を合わせといいですね!愚痴会みたいですが…(笑)

【氷見】
 ・コロナ時の大変な時に他ステーションへの指示書のイライラや利用者の情報共有が大変
 ・コロナ時に協力したいと思うが契約や情報提供や家族の思いなどあり問題があると思われた。
 ・コロナ時も重症度によって協力の必要性を考えなければならないと思う

【高岡1】
① 市で対応してほしい事
・DV被害の人、ネグレクトに対して地域包括や市役所の仕組みを作ってもらう
・自宅での拘束についてその状況で関係者、ケアマネに報告し状況の把握してもらう
・がん患者、介護保険など申請している間、すぐ状況が変わってしまう。包括やケアマネが決まらないと動いてもらえない
・DV被害、ネグレクト、危険行動があるためしばったなど軽い事例から殴られたという事例など、市単位で何かと対応してほしい
② コロナ感染者で対応困ったこと
・感染者フローチャートで陽性になったらコロナ患者になると行ってよいかDrへ確認してから行かなければならない
・ケアマネから陽性になったら、なかなか連絡無かった事例がある
・発熱あった。濃厚接触者→どんな対応したらいいのか。発熱外来にいってもらうのか
・コロナ陽性で精神の人、家族からの要請で行ったが…。フローチャート、先生の指示のもと動けばよい
・腹水アップでコロナ陽性の人。厚生センターからの連絡がないと救急車には乗せてもらえないという事例があった
・感染者が発生した際は、トリアージやフローチャートに基づいて、実際動いていくことが大事。
・精神の方や訪看としては行かなくてもいいと思っていても家族から要望があると行かれていた事例もあり、そこは漠然と判断せずフローチャートに基づき先生に報告し指示の下動いていくようにする。

【高岡2】
 ・本人や利用者ができる事は、常日頃からしてもらっておくよう関わっていく事が大切
 ・発熱で緊急の時、短時間の訪問は時間はどう算定する?
 ・コロナで受診の時の対応可能な介護タクシーの一覧が欲しい。
 ・抗原検査キット(事業所のやつ)を使い基準はある?利用者に使用した時のキットの費用は?常に持ち歩いている?
 ・訪問中の自分のトイレ問題について(どこが利用しやすいのか)

 

また、自社が一時休止になった場合の応援体制リストも作成しました。

尚、参加されなかったステーションさんには電話で説明し「状況に応じて対応化の」で△印で了解をいただきました。

研修後のアンケートを記入して頂いた結果です。

次回は12月17日(土)に第2回サポート事業研修会を開催します。
内容は
①感染症のBCP作成状況について
②パワハラ・高齢者虐待防止対応マニュアル